精神科の医師の治療方針

患者の現状にあった薬物療法

様々なハラスメントやブラック企業などストレスが多い社会で、メンタル疾患が増加しており、抑うつ状態や睡眠障害などで精神科を受診する人が増えています。受診数の増加に伴い、一人の患者の受診時間も限られたものとなっております。医者は短時間で患者の状況を聞き、その中で患者にあった薬を処方することになります。インターネットなどで様々な情報が得られるようになり精神疾患での精神科への受診へのハードルは以前よりは低くなっているとはいえ、今だに精神疾患への偏見がないわけではありません。精神科を受診するには、やはり受診しなくてはならないほど辛い症状があるということです。医者はまずその辛い症状を改善するための適切な薬物投与を行い改善を試みることになります。精神疾患の投薬効果が出るのは1~2週間程度かかると言われていますので、受診初期は効果をみながら診療と薬物療法を進めていくことになります。

患者の精神疾患原因への対応について

患者の精神疾患の原因が会社でのストレスが強い場合、患者の状態によってはストレスの原因から離れることを勧められることがあるかもしれません。うつ病になる人は真面目な人が多いとも言われており、会社を休むという決断をすることもなかなか難しいかもしれません。しかし、医者は患者の精神疾患を治すことが治療の目的なので、精神疾患を引き起こした原因であるストレスを取り除いた上で、薬物療法を行うことで早期の改善を試みようとします。鬱状態になっているときに、重要な判断をすることは避けた方がいいとも言われていますが、最終的に判断するのは患者本人になります。ストレスの原因となっている会社の就業規則を確認し会社を休んで治療に専念できるのか、なんとか仕事を続けながら薬物療法で対応していくのか医者と相談しながら進めましょう。