精神科はどのような病気を治療するのか

どんな人が精神科を受診するの?

精神科というと心の病気を扱っていて健康に暮らしていればほとんど関わることがないので、どんな病気を診ているのか、その実態はあまり知られていません。精神科は心の不調を抱えた人や社会に馴染めず悩む人が相談に訪れ、漠然と抱えていた自分の悩みにはっきり病名がつくことで、その後に起こる人生の問題に対処しやすくなります。本人がまったく病気と思っていないことも多く、日常生活に支障が出るほどの症状があるなら一人で抱え込まず、勇気を出して受診しなければなりません。また心の病気を診断して治療するためには周りの家族の協力も必要です。うつ病などで症状が重い場合は自殺の危険もあるため、家族は精神科受診を恥ずかしいと躊躇わずに、悩んでいる本人のために協力しましょう。

精神科が扱う病気は多種多様

精神科が扱う病気は多岐にわたります。基本的には血液検査やレントゲンなどの画像検査などでは診断することが難しい、いわゆる心の病気を面談や心理検査などで診断していきます。もちろん血液検査などで判明する病気は除外する必要があるので、まったく検査をしないわけではありません。精神科で扱う病気の主なものでも、統合失調症、うつ病や双極性障害、アルコールや薬物依存などがあります。これらは近年一般の人の認知が進み、病気として治療をする人も増えてきました。その他にも、認知症、ADHDなどの子供の発達障害を扱う病院もあります。精神科で扱う病気は医師やカウンセラーとの対話によって診断がつくため、気になる症状があるようならまずは受診して話を聞いてもらうことが第一歩です。